障害平等研修(Disability Equality Trayning略してDET)とは?
障害当事者がファシリテーターとなって進めるワークショップ型の研修です。対話を通じた「発見」を積み重ねていくなかで、差別や排除など、社会のなかにある様々な「障害」を見抜く力を獲得し、それらを解決していくための行動を形成します。研修を通して、「障害は障害者が努力して解決するべき」から「障害は周りの環境をみんなで変えることで解決していける」という意識の変革をもたらします。
CILいろはの当事者スタッフは、「DETいばらき」のDETファシリテーターとしても活動しています。2月20日に「DETいばらき」として那珂第一中学校で障害平等研修(DET)を実施させていただきました。
約110名の中学1年生達が「障害」について楽しそうに、そして真剣に考えている表情がとても素敵で、あっという間の90分でした!また授業参観日に実施させて頂いたので、保護者の方々にも研修の様子を見ていただけました。家に帰ってから改めて親子で「障害」について話してくれていると一層嬉しいですね。 研修終了後に生徒を代表して挨拶してくれた女の子が、「障害は私達ではどうにもならないものだと思ってたけど、研修を受けて障害は私達で無くすことができるものだと思った」というファシリテーター冥利に尽きる感想を頂きまして、本当に嬉しい限りです!この子達がつくる未来が楽しみでなりませんね! 改めて那珂一中のみなさん、本当にありがとうございました!
写真撮影:柴田大輔
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