2024年7月17日から念願の自立生活をスタートさせた脳性まひのYさん。
約3ヶ月経った今、率直な思いを聞いてみました。
D:インタビュアー
D:まず自立して約3ヶ月経った感想は?
Y:アパートを探すのが大変だったけど、ようやく実現できてよかった。
一人暮らし始めたら、自由で面白く、楽しくてたまらなくなりました。
D:自立生活の中で楽しいことは?
Y:自分は将棋が好きだから、将棋大会に行ったりするのが楽しい。あと、いろんなところに行ったりするのが楽しい。
D:特にどこに行ったのが楽しかった?
Y:遠いところはまだ行ってないけど、いろはの事務所とか将棋大会、あとは、車や電車に乗ったりするのが楽しい。
うちの母親は、息子の自分が家を出て、寂しくなるなぁと心配していたが、今は元気でいるから良(よ)かった。
D:お互い自由な時間ができて、元気になったようなので良かったです。
D:自立生活の中で大変なことは?
Y:特にない。
うまく出来ているけど、家計簿の計算が間違う事もあって少し大変。
D:自立を決意した理由は?
Y:苦労をかけた母親を、楽にさせてあげたいと思ったから始めた。
D:親から離れて不安はなかったか?
Y:全然なかったと思います。
D:自立したいことを母親に話した時、母親はどんな反応でしたか?
Y:最初は反対された。
それでもやりたいんだけど、いいか?と何回も言った。
そしたら、母親も自分の気持ちを分かってくれて、やってみたらと
いう感じになった。
D:自立したいと思ってから、実現までの期間は長かった?
Y:結構、長かった。
D:このアパートに選んだ決め手は?
Y:部屋がキレイだったから。特にお風呂場がキレイだった。
D:駅が近いのはどう?
Y:近くの駅は無人駅なので、駅員さんに来てもらわないと乗れない。時間の関係で乗れない時は、別の駅まで歩いていかないといけない。
D:自立する前と、自立してからの生活で何が変わった?
Y:結構、変わっていると思う。朝早くから、夜遅くまで楽な気持ちでいられる。
D:自由な時間が増えたってこと?
Y:そんな感じ。
D:今後、何かやってみたいことはありますか?
Y:出来れば遠いところに行ってみたい。
色々あるけど、横浜とか。いつか中華街に行ってラーメンを食べたい。出来れば泊まりで。
D:これから自立生活を目指している障害者の方々にメッセージ
Y:年齢とかを気にせず、やってみたら楽しくなると思います。
Yさん、インタビューありがとうございました。
そして改めて自立生活スタートおめでとうございます!
これからは、心惹かれる場所へ自由に出かけ、興味のあることにどんどん挑戦して、あなた自身の人生を思いきり楽しんでください!
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