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Aさん(脳性麻痺)、68歳からの自立生活

念願の自立生活をスタートさせた脳性まひの「あきらさん」。約1ヶ月経った今、率直な思いを聞いてみました。

あ:あきらさん 八:インタビュアー 大:インタビュアー 椎:インタビュアー


八:まず自立して約1ヶ月経った感想は?

あ:まだ全部は自分の生活が確立してないね。でも最初の方よりは疲れもなくやれてる。最初は手続きとかが大変だったからね。

大:自立生活の中で楽しいことは?

あ:みんなでカラオケ行ったり、海浜公園にコキアを見に行ったことが楽しかった!海浜公園は25年ぶりに行った!

椎:自立生活の中で大変なことは?

あ:まだお風呂の入り方が確立していないから、これからヘルパーとうまいやり方を考えていきたい。

八:常にヘルパーがいること辛さはある?

あ:辛さはないね。ヘルパーがいつもいてくれるからすごく安心してます。

大:自立を決意した理由は?

あ:施設の職員さんがいろはを知っていて紹介してくれた。連絡するかはすごく悩んだな。自分に自立生活ができるか不安だったから。でも思い切って連絡してみた。

八:67歳という年齢的にも不安はありましたか?

あ:あった。体力的にもすごく不安だったな。でも自立してよかった。

八:コロナ過での施設との交渉は大変だったと思いますが、どうして頑張れたんですか?

あ:大変だったな~。稲田さんとか八木さんと毎週電話で話せたのが心の支えになった。

八:自立までに準備を含めて1年以上かかったことについてどう思いますか?長かったですか?

あ:自分にはちょうどよかった。早くしたかったけど、焦ってやってたら施設と同じ方向を向いてやれなかったな。

大:自立準備で大変だったことは?

あ:ヘルパーとのコミュニケーションかな。最初は気を遣っちゃうこともあったから。夜勤のときに、ヘルパーに声をかけるのに気を遣ってた。今もちょっとあるかもしれないから、それは改善していかないとね。

椎:今の家にした決め手はなんですか?

あ:広かったし、南向きで日当たりもよかったから。あとトイレとお風呂に入りやすそうだったからだね。

大:施設生活と自立生活で1番変わった事は?

あ:時間に縛られないことだね。施設のときは、ご飯も風呂もトイレもみんな時間が決まってたけど今は自由。

八:自立する前と今の気持ちの変化はある?

あ:精神的に余裕ができたな。施設の時みたいに、いちいち職員さんにお伺いを立てなくていいので心に余裕ができた。

大:自立して、これからやってみたいことは?

あ:奈良にあるコスモス畑に行きたい。25年前に一度行こうとしたんだけど、途中で体調が悪くなってしまって帰ってきちゃったんだ。だから25年越しのリベンジをしたいね!

 あとはボランティアをやりたい。ボランティアをやりたい人たちをウチに集めて、みんなでボランティアをしたいな。


あきらさん、インタビューありがとうございました。

そして改めて自立生活スタートおめでとうございます!

これから、行きたいところ行って、やりたいことにチャレンジして、自分らしい人生を謳歌していってください!

いろは一同、あきらさんの自立生活を応援しています。



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