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​関東鉄道バス研修

​ 7月19日に「茨城に障害のある人の権利条例をつくる会」の活動で関東鉄道のバス運転手さん向けに研修を行いました。研修は関東鉄道の土浦営業所で行われ、実際のバスを3台使用して車椅子利用者に対しての対応の仕方を中心に実技研修も行われました。

 猛暑の中ではありましたが多くの運転手さんに参加していただけました。前半の実技では車椅子利用者に対する対応という事で、手動車椅子と電動車椅子での対応の違いなどについての説明や、とにかくしっかりとコミュニケーションを取ることが重要であることを伝えました。運転手さんにも車椅子に乗っていただき、バス乗車も体験していただきました。後半は座学という事で、障害の社会モデルについてと茨城県の障害者権利条例「障害のある人もない人もともに歩み幸せに暮らすための茨城県づくり条例」についての話をさせていただきました。

 研修を通して運転手さんともさまざまな意見交換をすることができました。今後は車椅子利用者だけでなく他の障害のある方にも協力していただき、別の営業所でも研修をさせていただければと考えています。そしてこの研修でとてもいいニュースを聞かせていただきました。それは関東鉄道のバスが100%車椅子乗車可能のバスになったという事です。ワンステップ、ノンステップがありますが100%車椅子乗車可能ということは素晴らしいことです。関東鉄道の取り組みに感謝したいと思います。他のバス会社でも車椅子乗車可能のバスの導入を早急に進めていってほしいと思います。

​                     八木 郷太

                                                                          

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